タイトル |
輪ギクの腋芽消失抑制に対するベンジルアミノプリンの適正濃度 |
担当機関 |
宮崎総農試 |
研究期間 |
2003~2005 |
研究担当者 |
|
発行年度 |
2007 |
要約 |
輪ギクの二度切り栽培時に萌芽数が十分確保できる腋芽形成率50%以上とするための親株へのベンジルアミノプリンの処理濃度は、「神馬」では7.5ppm以上、「神馬2号」、「新神」、「晃花の富士」では15.0ppm程度である。
|
キーワード |
腋芽消失、ベンジルアミノプリン、輪ギク、萌芽
|
背景・ねらい |
ベンジルアミノプリン(商品名:ビーエー液剤)はキク挿し穂の腋芽消失防止に効果があるが、品種ごとの適正濃度は明らかにされていない。そこで、秋ギク親株に対するベンジルアミノプリンの適正濃度を検討する。
|
成果の内容・特徴 |
- ベンジルアミノプリンを散布することにより、各品種とも腋芽形成率が向上し、その濃度が高いほど効果が高い。
- 親株を35℃/25℃の条件で栽培した場合、2度切り栽培時に萌芽数が十分確保できる腋芽形成率50%以上とするためのベンジルアミノプリンの処理濃度は、「神馬」では7.5ppm以上、「神馬2号」、「新神」、「晃花の富士」では15.0ppm程度である。
|
成果の活用面・留意点 |
- ビーエー液剤のキクへの登録は2000倍(15.0ppm)~4000倍(7.5ppm)である。
|
図表1 |
 |
カテゴリ |
馬
きく
品種
|