輪ギク親株の腋芽形成率が低下する温度

タイトル 輪ギク親株の腋芽形成率が低下する温度
担当機関 宮崎総農試
研究期間 2003~2005
研究担当者
発行年度 2007
要約 輪ギク親株の腋芽形成率が50%以下になる温度は、「神馬」、「新神」では昼温35℃、夜温25℃、「晃花の富士」では昼温30℃、夜温20℃以下、「フローラル優香」では昼温30℃、夜温25℃である。
キーワード 輪ギク、腋芽
背景・ねらい 近年の輪ギク品種は腋芽の発生が少なく、摘蕾作業が省力化できる品種が増えている。しかし、これらの品種は夏季の高温期に採穂量が減少してしまうことや、二度切り栽培が困難なことが欠点として挙げられる。
そこで、各品種の親株における側枝の腋芽形成率が低下する生育温度について検討する。
成果の内容・特徴
  1. 側枝の腋芽形成率は、「神馬」、「新神」、「フローラル優香」では親株の生育温度が高いほど低下する。しかし、「銀水晶」では、高温でも腋芽形成率は低下しない。
  2. 腋芽形成率が50%以下になる生育温度は、「神馬」、「新神」は夜温25℃の場合、昼温が30℃と35℃の間に、「晃花の富士」は昼温30℃、夜温20℃以下、「フローラル優香」は、昼温30℃の場合、夜温20℃と25℃の間の温度である。
成果の活用面・留意点
  1. 人工気象室内でプランタ栽培を行った場合の結果である。

図表1 223476-1.jpg
カテゴリ 省力化 品種

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