タイトル | 耐旱性・機械化適応性のさとうきび新品種候補系統 |
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担当機関 | 沖縄県農業試験場 |
研究期間 | 1986~1994 |
発行年度 | 1995 |
要約 | さとうきび「RK85-1049」は宮古島の現地選抜において育成・選抜された。収量は、 植付後の発芽性や伸長性が良好のために多収である。茎が直立性で茎の揃いが良、易脱葉性あり、機械化一貫作業体系が図り易い。耐病性、耐風・耐旱性で障害抵抗性が強く安定多収である。品質面は、可製糖量が高く多糖量である。 |
背景・ねらい | 沖縄県では平成6/7年製糖期には1,500haでさとうきびが収穫され、約97万トンが生産された。過去には約2,300haあった面積が、生産者の老齢化、生産者価格の低迷により減少している。県では面積の減少に歯止めを掛けるべく、生産者団体、製糖工場等と協力して栽培技術の改善、機械化一貫作業体系の開発、農作業請負作業の編成等を強力に進めている。また既に品質取り引き制度に移行している状況に対応できる早期高糖性の多収新品種の育成を強く要望している。 「RK85-1049」は、沖縄県の宮古・八重山の耕土が浅く痩薄な土壌地帯で、「F172」(多収だが糖分の蓄積が遅く品質が不安定)の普及する島尻マージ土壌や沖積土壌地域を中心に普及し糖業の安定化図ろうとしている。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
カテゴリ | 機械化 栽培技術 さとうきび 新品種 多収性 抵抗性 肥培管理 病害抵抗性 品種 |