タイトル | 国内産トウモロコシにおけるフモニシン汚染の実態とその除去 |
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研究期間 | 1993~1996 |
研究担当者 |
小野裕嗣 川杉正一 田中健治 |
発行年度 | 1996 |
要約 | 国内産のトウモロコシのフモニシン汚染状況を調べ,一部の試料から検出した。ドライミリングによるフモニシンの除去を試みた。ドライミリングにより大部分のフモニシンが非可食部へ移行する。 |
背景・ねらい | フモニシンは,1988年に南アフリカのThielらにより発見されたマイコトキシンで,ウマの脳がスポンジ状となる白質脳症の原因物質となることが証明されている。多くの食品や飼料が汚染されることが知られているが,特にトウモロコシの汚染が顕著である。フモニシンの産生菌としては,Fusarium moniliforme,F. proliferatum,F. nygami等が知られている。まず,日本産のトウモロコシの,カビにかなり汚染された試料のフモニシン汚染状況を調べた。また,フモニシンに汚染されたトウモロコシ試料を用いて,ドライミリングによるフモニシンの除去を試みた。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | トウモロコシへのフモニシン汚染状況は明らかになった。ドライミリングによりフモニシンの87-88%は非可食部に移行するが,12-13%は可食部に残ることがわかった。今後は,汚染防除をはかる必要がある。 |
図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | 病害虫 馬 とうもろこし 防除 |