タイトル | 新定着貯穀害虫ガイマイツズリガの分布拡大に関する特性 |
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研究期間 | 1997~1997 |
研究担当者 |
宗田奈保子 中北 宏 |
発行年度 | 1997 |
要約 | 熱帯地域などで主に精米の害虫であるガイマイツヅリガは、気温15℃以上で玄米を餌としても発育した。また消化酵素の活性比較試験からも広範囲の食性を持つ可能性が示 |
背景・ねらい | ガイマイツヅリガ(Corcyra cephalonica、図1)は、熱帯から亜熱帯地域にかけての重要な貯穀害虫であり、米(特に精米)を中心とした農産物および加工食品などでの被害が大きい。近年まで日本国内には分布していないとされていたが、最近沖縄県で定着が確認され、今後、国内各地への分布拡大が懸念される。その可能性を検討するため、沖縄県で採集後、実験室内で累代飼育している系統を用いて、発育・繁殖条件ならびに食性に関する調査を行った。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 沖縄を除いて国内未定着害虫であるガイマイツヅリガの生理的、生態的特徴を明らかにすることで国内各地への分布拡大の可能性を探り、防除対策に活用する。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 亜熱帯 害虫 加工 繁殖性改善 防除 |