タイトル | カラマツ林床への導入に適した牧草 |
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担当機関 | 草地試験場 |
研究期間 | 1997~1997 |
研究担当者 |
下田勝久 河野道治 斉藤吉満 林治雄 |
発行年度 | 1997 |
要約 | カラマツ林床への導入に適した牧草を選定した。追肥を行わない条件で,生産力と生産力の持続性について評価した結果,リードカナリーグラスが最も優れており,2番目はオーチャードグラスである。 |
背景・ねらい | カラマツ林を混牧林として活用するには,牧草を導入し,林床を富化することが有効である。また,混牧林では,低施肥下での草地維持が重要になると考えられるので,無追肥で持続性のある牧草を生産力とその持続性の面から評価した。 |
成果の内容・特徴 | 35年生のカラマツ林(通常900~1200本/ha)を4段階に強間伐し,林床のリター層を土壌と撹乱した後施肥し(N:P2O4:K2O=5:6:5kg/10a),7月に6草種の牧草をそれぞれ単播で導入した(播種量:4kg/10a)。翌年から3年間無施肥の条件下で,年3回の刈り取りによって生産量と持続性を調べた。ただし,2年目で今後の生産量が見込めないと判断した3草種は,3年目には調査しなかった。また、カラマツの樹冠成長等も調査した。6草種の品種は,シロクローバ:リーガル(以下WCと呼ぶ),ペレニアルライグラス:キヨサト(PR),オーチャ-ドグラス:キタミドリ(OG),レッドトップ:ストレイカー(RT),ベントグラス:ベンクロス(BT),リードカナリーグラス:ベンチャー(RC)であった。
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | 肥料 新品種 施肥 播種 品種 |