タイトル | キトオリゴ糖と特異的に作用するレセプターの検出法の開発 |
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担当機関 | (独)農業環境技術研究所 |
研究期間 | 1998~2002 |
研究担当者 |
宮下清貴(現生物研) 長谷部亮 藤井毅 |
発行年度 | 2002 |
要約 | 土壌細菌の有用菌体外酵素の生産誘導物質であるキトオリゴ糖,キトビオースに対する特異的レセプターを精製するため,放射能標識キトビオースの調製法と、標識キトビオースと特異的に相互作用する物質を検出するアッセイ法を開発した。 |
背景・ねらい | 微生物は,様々な環境シグナル物質を感知・認識し,環境の変化に応答している。例えば放線菌の有用菌体外分泌酵素キチナーゼの生産は,基質であるキチンの分解産物であるオリゴ糖の一種,キトビオースの存在を放線菌が感知してその生産が誘導される。こうした微生物の環境応答のメカニズムを解明し有効利用を図るためには,一連の環境応答の引き金になるシグナル物質の認識レセプターを明らかにすることが必要である。 しかし,レセプターは細胞あたりのコピー数が少ないため,直接の単離は容易ではない。そこで,キトオリゴ糖に放射能標識を導入する手法を開発し,標識したキトオリゴ糖との特異的な相互作用を検出する高感度なアッセイ法を開発して,細胞中に微量しか存在しないシグナル応答に関与するレセプターを単離・解析する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ |