タイトル | 玄米に含まれるカドミウムのレーザーを利用した直接定量法の開発 |
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担当機関 | (独)農業環境技術研究所 |
研究期間 | 2001~2005 |
研究担当者 |
荒尾知人 渡邉栄喜 馬場浩司 殷 煕洙 |
発行年度 | 2003 |
要約 | 玄米中カドミウム含量を,レーザー照射とICP質量分析装置を組み合わせることにより直接定量する手法を開発した。この手法は従来に比べ複雑な前処理が不要であり迅速な分析が可能であることから,出荷時における分析として有用である。 |
背景・ねらい | 現在,米に含まれるカドミウムの国際基準値の策定作業が進められており,0.2ppmの基準値原案が提案されている。我が国では諸外国よりもカドミウム濃度が高い傾向にあるが,地域差・品種間差が大きく実態把握には非常に多くの試料を分析する必要がある。また,収穫から出荷までの短期間にカドミウム含量の評価を行わなければならない。しかしながら,従来の分析法は強酸分解等の煩雑で時間を要する操作が必要であり短時間での多検体分析には向かない。そこで,米に含まれる微量のカドミウムを複雑な前処理なく迅速に直接分析できる手法を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
図表5 | ![]() |
カテゴリ | 出荷調整 ばら 品種 |