タイトル | 河川における水稲用除草剤の分解物の消長と藻類に対する急性毒性 |
---|---|
研究期間 | |
研究担当者 |
有機化学物質研究領域 岩船敬 |
発行年度 | 2008 |
要約 | 4種類の水稲用除草剤及びその分解物の河川水中濃度を経時的に測定したところ、そのうち2種類の除草剤で分解物の水中最高濃度の方が、除草剤そのものより高くなりました。しかし、分解物の水中最高濃度は藻類(緑藻と珪藻)の半数影響濃度よりもかなり低かったので、分解物による藻類への影響は小さいと考えられました。 |
背景・ねらい | 水田で使用される農薬は河川等の環境中へ流出しやすいことが知られています。農薬によっては、光や微生物によって環境中で速やかに分解されるものありますが、そこで生成される分解物は、現行の農薬登録制度上での農薬影響評価において考慮されていません。本研究では、水田で広く使用されている水稲用除草剤とその分解物について、河川での消長と水生生物の藻類に対する急性毒性を調べました。 |
成果の内容・特徴 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 除草剤 水田 水稲 農薬 |