タイトル | 鶏排泄物からの悪臭発生は飼料の複雑な影響を受ける |
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担当機関 | 畜産試験場 |
研究期間 | 1996~1996 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1996 |
要約 | 飼料原料の違いやアミノ酸の添加によって,鶏の新鮮排泄物から発生するアンモニアおよびイオウ化合物類濃度は影響されたが,いずれの成分も飼料中成分含量との間に相関関係がみられない場合があった。このことから,飼料成分は悪臭成分の生成に生成基質としてだけでなく間接的にも影響を及ぼしていると考えられる。 |
背景・ねらい | 飼料中の成分は悪臭物質の生成に影響を及ぼすと考えられるが、これまでに十分な検 討がされていない。そこで、飼料成分と悪臭物質の関係を検討し、養分要求量を満たし つつ悪臭発生の少ない飼料の開発に資する。 トウモロコシ・大豆粕を主体とする当場慣用飼料に大豆粕、ミートボーンミール、フェザーミール、魚粉を50%添加したもの、あるいは飼料用メチオニン、リジン、トレオニン、トリプトファンを2%添加したものを産卵鶏に給与し、新鮮排泄物から発生するガス中の臭気成分(アンモニア,揮発性脂肪酸,イオウ化合物)濃度を測定した。 |
成果の内容・特徴 |
プトファン区、ミートボーンミール区およびフェザーミールの順であった。蛋白質飼 料原料においては、アンモニア濃度と不消化窒素含量との間に有意な正の相関関係が 認められた。 |
成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
カテゴリ | 飼料用作物 大豆粕 とうもろこし 鶏 |