日齢の異なる胚の組み合わせによるキメラ豚の作出

タイトル 日齢の異なる胚の組み合わせによるキメラ豚の作出
担当機関 畜産試験場
研究期間 1998~1998
研究担当者 花田博文
大西 彰
武田久美子
発行年度 1998
要約 豚において,6~7日齢の胚盤胞から単離した内部細胞塊を,3~5日齢の胚に注入した場合,両者の日齢の差が2日以内であれば,キメラ個体が得られる。
背景・ねらい 遺伝子導入により形質転換動物を得る手段の一つに,胚性幹細胞を用いたキメラの作出があげられる。この場合,胚性幹細胞が効率よくキメラとして個体内に組み込まれる必要がある。マウスでは,日齢の異なる胚を組み合わせた場合,日齢の進んだ胚が有為に組み込まれることが報告されて
いる。豚においては,同じ日齢の胚を組み合わせたキメラの作出例はあるが,異なる日齢の胚を組み合わせた場合の報告はない。そこで,マウスでの結果を豚で検証し,効率的なキメラの作出方法の確立に資することとした。
成果の内容・特徴 1.
表1)。
2.
表1)。
成果の活用面・留意点 1.
7日齢の細胞を,5日齢の胚に注入した場合,注入した細胞由来の外見を示す個体がキメラと共に得られた。豚においては体細胞クローンの技術が未だに確立していないことから,細胞から効率的に個体を再生させる手段に本法が利用できる。

図表1 226061-1.gif
図表2 226061-2.jpg
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