植物遺伝資源データ管理システム(オンライン版)

タイトル 植物遺伝資源データ管理システム(オンライン版)
担当機関 遺伝資源第一部
研究期間 1998~1998
研究担当者
発行年度 1998
要約 植物遺伝資源のパスポートデータ、特性評価データについて、全国のサブバンクからオンラインで、センターバンクのデータベースへ登録・更新を可能とするデータ管理システムを開発した。
背景・ねらい 植物遺伝資源は、センターバンクのほか全国各地のサブバンクに分散保存されている。分散保存されている植物遺伝資源のパスポートデータを統一的に管理し、特性評価を実施して特性評価データを蓄積していくことが、遺伝資源の有効活用上必要である。
サブバンクから、センターバンクのデータベースに対して、オンラインでアクセス可能とし、セキュリティ及び整合性の維持を実現した情報処理環境を整備することにより、ジーンバンク事業の効率的な推進を図る。
成果の内容・特徴
  1. MAFFIN(農林水産研究ネットワーク)傘下のすべてのサブバンクから、センターバンクのデータベースのパスポートデータ、特性評価データにアクセス可能とした。
  2. 多数のユーザの同時アクセスに対して、厳密な排他制御を行っており、データの整合性を確保している。
  3. データのアクセス権限については、データベースの標準言語であるSQLで指定可能な表レベルでの権限設定でなく、行レベルでのアクセス権限管理を実装しており、データの安全性を向上させている。
  4. 特性評価データについて、排他制御を行いつつCSVファイルの入出力をサポートしたことにより、サブバンクで表計算によるデータ入力が可能である。
  5. 各サブバンクごとに特性評価の実施状況を出力でき、特性評価調査実施計画の立案に活用できる。
  6. 単一ソースコードでセンターバンク、サブバンク両方のデータ管理を実現している。
成果の活用面・留意点
  1. CSVファイルにダウンロードしたデータは、アップロードするまでロックがかけられ、センターバンクでも更新が不可能になるので、速やかにアップロードする必要がある。
  2. 利用者は、ジーンバンク事業関係者で利用者登録された者に限られている。
具体的データ
図表1 226213-1.jpg
カテゴリ 遺伝資源 データ管理 データベース

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