離乳子豚への発酵リキッド飼料の給与は日増体量を増加させる

タイトル 離乳子豚への発酵リキッド飼料の給与は日増体量を増加させる
担当機関 (独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所
研究期間 2005~2007
研究担当者 大森英之
大塚 舞
田島 清
川島知之 
発行年度 2006
要約 子豚用人工乳飼料をプロバイオティック乳酸菌Lactobacillus plantarum LQ80で乳酸発酵した発酵リキッド飼料を離乳子豚に給与すると、子豚用人工乳飼料をそのまま給与する子豚に比べて日増体量が大きくなる。
キーワード 発酵リキッド飼料、離乳子豚、乳酸菌
背景・ねらい 薬剤耐性菌に対する不安から抗菌性飼料添加物の代替となる技術開発が急務となっている。発酵リキッドフィーディングは乳酸菌及び生成された乳酸による腸内フローラ改善効果があることが知られており、抗菌性飼料添加物の代替として期待されている。そこで、発酵リキッドフィーディングが離乳子豚の成長および腸内フローラ、小腸組織に及ぼす影響を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. LWD交雑種の4週齢離乳子豚に子豚用人工乳飼料(表1)をLactobacillus plantarum LQ80で乳酸発酵させた発酵リキッド飼料を4週間給与すると、子豚用人工乳飼料をそのまま給与する子豚(対照区)に比べて5から8週齢の日増体量ならびに乾物摂取量が大きくなる(P0.05、図1)。
  2. 発酵区の子豚では、対照区の子豚に比べて小腸の絨毛が長くなる(図2)。
  3. 発酵区の子豚では、対照区の子豚に比べて小腸後部の大腸菌群数は少なくなり、(P0.05)、乳酸菌数は多くなる傾向を示す(P0.1、図3)。
  4. 一般成分の消化率に差は認められない。
  5. 以上のことから、プロバイオティック乳酸菌LQ80を用いて発酵調製した発酵リキッド飼料の給与は、乾物摂取量を増加させることにより離乳子豚の増体を改善し、同時に小腸の絨毛を発達させ、腸内フローラを変化させる。
成果の活用面・留意点
  1. 抗菌性飼料添加物を用いない飼養条件での成果である。
  2. 発酵リキッド飼料の調製にはプロバイオティック乳酸菌LQ80を用いているが、現在まだ市販されていない。
図表1 227134-1.jpg
図表2 227134-2.gif
図表3 227134-3.gif
図表4 227134-4.gif
カテゴリ 耐性菌 薬剤

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