タイトル | 緑茶飲料製造残渣サイレージの給与によって泌乳牛からのメタン産生が抑制される |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2006~2010 |
研究担当者 |
塩谷 繁 額爾敦巴雅爾(重点支援) 細田謙次 松山裕城 西田武弘(国際農研) |
発行年度 | 2006 |
要約 | 泌乳牛用完全混合飼料(TMR)に緑茶飲料残渣サイレージを5、10および15%の乾物割合で配合することにより、泌乳牛からのメタン産生を1日当たりそれぞれ9.7、17.1および22.2%抑制することができる。 |
キーワード | 飼育管理、乳用牛、緑茶飲料残渣、サイレージ、メタン、飼料作物栽培・調製・評価 |
背景・ねらい | 反芻動物のルーメン内では飼料の炭水化物からメタンが生成されるが,その量は飼料エネルギーの5~8%を占めることが知られている。メタンは温室効果ガスのひとつであり、地球温暖化防止の観点から反すう家畜からのメタン産生の抑制が求められている。最近、タンニン含有飼料の給与により反芻動物からのメタン産生は減少することが報告されている。緑茶飲料残渣サイレージ(TGS)は、タンニンを約7.6~9.2%含有し、反芻動物からのメタン産生に抑制効果が期待される。そこで、TGSの給与が泌乳牛のメタン産生抑制に及ぼす効果を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | アルファルファ 飼料設計 飼料作物 大豆粕 茶 乳牛 |