タイトル | 重粘土転換畑における作土粒孔隙の通気特性 |
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担当機関 | 関東東海北陸農業 |
研究期間 | 1998~2002 |
研究担当者 |
吉田修一郎 足立一日出 |
発行年度 | 2002 |
要約 | 重粘土転換畑の作土粒孔隙の気相率、相対ガス拡散係数、通気係数には、相互に 直線関係が認められる。各回帰式の回帰係数は栽培される作物によって異なり、その値は毛管径などを用いた毛管モデルで説明できる中央農研・北陸水田利用部・水田整備研究室区 分 |
背景・ねらい | 北陸地域は年間を通して降水量が多く、しかも、重粘土水田が広く分布する。そのため、重粘土水田で畑作物を安定的に栽培する場合、排水性を改善し、作物に適した土中酸素濃度を確保する必要がある。土中の酸素濃度は大気との濃度差で拡散によって、圧力差で移流によって交換される。これらガスの動きやすさを、ガス拡散係数と通気係数という。特に、排水性の悪い転換畑では、微細孔隙は水で満たされていることが多く、土中の酸素濃度等の推定のためには、大きな孔隙(粗孔隙)の水が排水された直後のガスの動き易さ等の通気特性の解明が重要である。大豆-大麦-キャベツの二年三作が行われている四つの重粘土転換畑の作土を採取し、pFl.5(-3.lkPa)の含水比に試料を調整し(粗孔隙の水を排水し)、気相率、ガス拡散係数、 通気係数を測定し、相互の関係を明らかにする。なお、相対ガス拡散係数は、大気中のガス拡散係数に対する土中でのガス拡散係数の比で表わされる。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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カテゴリ | 大麦 キャベツ 水田 大豆 排水性 |