タイトル | 急成長を続けるブラジル農産物輸出―実像と背景― |
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担当機関 | 国際政策部 |
研究期間 | 2002~2004 |
発行年度 | 2004 |
背景・ねらい | 昨今,ブラジルは世界農産物市場において供給者としての比重をとみに高めている。すでに世界最大の農産物貿易黒字国であるとともに,新たに開拓可能な世界最大の農業フロンティアを有している。今や米国を脅かすほどになったブラジルの農業貿易の動向は世界の食料需給に与える影響が大きい。特に食料自給率が4割の日本にとっては非常に重要な問題である。この研究では,同国の農業貿易の構造とその変動の背景を分析・考察するとともに,そのWTO農業交渉戦略を分析することにより,わが国及び世界の食料需給展望に知見を提供することを目的にしている。 最初に主要農産物のデータを年代順に整理し,食料需給と農産物貿易の推移を整理した。次に主要農業政策の内容を検討し,それが農業に及ぼした影響を分析した。最後に,全体の取りまとめとして,国際農産物貿易構造とブラジルの経済政策の変化がブラジルの農業・農産物貿易にいかなる影響を及ぼしたかについて考察した。 |
成果の内容・特徴 |
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図表1 | ![]() |
カテゴリ | コスト 大豆 たばこ 輸出 |