ぶどう「ハニーシードレス」のジベレリン処理時期を遅らせることよる小粒果抑制

タイトル ぶどう「ハニーシードレス」のジベレリン処理時期を遅らせることよる小粒果抑制
担当機関 徳島県果樹試験場
研究期間 1999~2000
研究担当者 平瀬早苗
発行年度 1999
要約 ぶどう「ハニーシードレス」のジベレリン処理を満開7~9日後に行うことにより小粒果の着生が抑制される。
キーワード ぶどう、ハニーシードレス、ジベレリン、小粒果
背景・ねらい ぶどう「ハニーシードレス」は食味が良い3倍体無核品種である。花震い防止と果粒肥大促進のため、ジベレリン処理を行うが、小粒果が混入し商品性が劣る。そのため、ジベレリン処理時期を検討することにより小粒果発生を抑制する。
成果の内容・特徴
  1. ぶどう「ハニーシードレス」の満開7~9日後にジベレリン100ppmを浸漬処理すると、正常果粒数が増加し、小粒果数が減少する(表1)。
  2. 外から見える小粒果数が減少し、外観が良くなる。また、小果粒数が減少するため、1粒重が大きくなり、1房重も大きくなる(表1)。
  3. 果汁の糖度(Brix)および酒石酸含量についでは、影響は見られない(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 露地栽培の長梢および短梢せん定のぶどう「ハニーシードレス」に活用できる。
  2. 整房については、細かい摘粒は行わず、ジベレリン処理前に花穂の先端から12㎝より上部の車を切除するのみの簡単なものとする。
図表1 228767-1.jpg
図表2 228767-2.jpg
カテゴリ 品種 ぶどう 良食味

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