| タイトル | 東シナ海における有機ハロゲン化合物の分布 |
|---|---|
| 担当機関 | 西海区水産研究所 |
| 研究期間 | 1996~1999 |
| 研究担当者 |
清本容子 岡村和麿 横内克巳 |
| 発行年度 | 1998 |
| 要約 | 東シナ海において人工汚染物質の濃縮捕集を行い、ごく低濃度ながら農薬由来と推定される数種類の有機ハロゲン化合物を検出した。一部の物質については、空間的な濃度分布の偏りや塩分値との比較結果から、陸水が主要な供給源であることが示唆された。 |
| 背景・ねらい | 海水中の有害化学物質の濃度は一般にきわめて低いため、これまでは沿岸域を除いて実測例はほとんど皆無であった。しかしながら近年、ごく微量の環境汚染物質が内分泌攪乱物質(環境ホルモン)として作用する可能性が報告されるようになってきた。東シナ海においては、近年の周辺諸国の急速な経済発展に伴い、産業廃棄物や農薬等に由来する環境汚染物質の海域への負荷量が増大する可能性が考えられ、これらの有害化学物質による海洋汚染が今後深刻な問題となることが危惧される。東シナ海の環境保全のためには、まずこれら人工汚染物質の分布実態の把握を行うことが不可欠である。 |
| 成果の内容・特徴 |
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| 成果の活用面・留意点 | 今回検出された有機塩素系農薬は、日本、中国の両国においてすでに使用が禁止されているので、過去に環境中に蓄積されたものが再析出してきたかものか、より汚染度の高い他地域から輸送されてきたものが起源と考えられる。今度は継続的なデータの蓄積及びモニタリング体制の確立が必要であるが、これら低濃度の有害化学物質の海洋生態系への影響については未だ未知数の部分が多く、データの取り扱いには注意が必要である。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| カテゴリ | 病害虫 農薬 モニタリング 輸送 |
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