| タイトル |
岩手県釜石沖におけるケガニの生態について |
| 担当機関 |
岩手県水産技術センター |
| 研究期間 |
1997~2003 |
| 研究担当者 |
後藤 友明
野澤 清志
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
釜石沖のケガニは、7月になるとオスが水深170m以深へ移動し、分布の集中が認められた。また、脱皮直後個体、交接栓を持つメス個体が7~8月に高頻度で出現することから、本海域のケガニは7~8月に交尾を行うことが示唆された。
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| 背景・ねらい |
岩手県におけるケガニ漁業は、漁業種類ごとに制限あるいは条件が設けられており、漁業の管理が行われている。しかしながら、本県沖合に分布するケガニの資源・生態学的知見は乏しく、これらの制限や条件がケガニ資源の適正な管理と結び付いているかは明らかとなっていない。そこで、試験操業を実施することにより、本県沖合に生息するケガニの生態的特性を明らかにすることを目的とした。
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| 成果の内容・特徴 |
1995年5月~1997年7月にかけて、漁業指導調査船北上丸(59t)を用いて釜石沖合の水深150m、175m、200mの3水深帯において各月1回ずつカゴ漁具を使用した試験操業を行い、漁獲されたケガニの雌雄別甲長、体重、硬度、成熟度を求めた。
- 森下(1959)のIδ指数を用いてケガニ個体群の特徴を求めたところ、本県沖合のケガニは「集中分布」型を呈し、6~8月に集中度合いが高くなった(図1)。
- 成熟オスは、1~6月には水深170m以浅に分布しているが、7月には170m以深への移動が認められた一方、成熟メスは、ほぼ周年水深170m以深に分布していた(図2)。
- 交接栓を持つメスは、春季から夏季に出現頻度が高まり、7~8月に最も高頻度となった(図3)。
- 軟甲ガニは、オスが2月及び7~8月、メスが4~8月に高頻度で出現した(図4)。
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| 成果の活用面・留意点 |
平成15年度まで継続して調査する予定。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
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