両中層網における側張りの安全設計

タイトル 両中層網における側張りの安全設計
担当機関 水産総合研究所相模湾試験場
研究期間
研究担当者
発行年度 2003
背景・ねらい 神奈川県中郡二宮町地先では2ヶ統の大型定置網が操業されていたが,急潮により全壊し現在は休業中である。当該漁場の復活は,漁協経営のみならず,同町地域振興にとっても非常に重要な課題であり,これを技術的に支援するため,急潮事故の発生防止を主眼に,現場における流況観測と両中層網の回流水槽実験を行った。その結果,2.0ノット時(急潮)には,台錨網1本(合計10本)に最大93.1kNの張力が発生するため,ワイヤーロープ16mm(117kN,安全率1.26)以上の強度が安全設計上,必要であること等を明らかにした。
成果の活用面・留意点 省力型中型定置網である中層網について安全設計指針を明らかにした。急潮波浪漁場で少人数操業を行う場合の参考となる。今後は猪口網や底層網の安全設計指針を明らかにする必要がある。
図表1 229448-1.gif
カテゴリ 経営管理

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