アーチング法でのバラの生産力

タイトル アーチング法でのバラの生産力
担当機関 花き科
研究期間 1994~1996
研究担当者
発行年度 1994
要約 バラのアーチング法による栽培では、慣行ロックウール栽培に比べ株当たり採花本数は少ないが、切花長が長くボリュームのある、品質の良い切花が得られる。
背景・ねらい バラのロックウール栽培での管理及び収穫作業の軽減を図り、かつ、商品性の高い
切り花生産を目指して、アーチング栽培が注目されている。この仕立て法の違いによる
生産力からみた栽培適応性を検討する。
成果の内容・特徴
  1. バラのアーチング法の収量性は、ロックウール普通栽培に比べて株当たり採花本数が
    少ない(表1)。
  2. アーチング法の切花品質は、切り花長が長く切り花重も多く良品で優れる
    (表2,表3)。
  3. 供試した4品種の中ではローテローゼが比較的アーチング法に適していた
    (表1,表2,
    表3)。
成果の活用面・留意点
  1. 給液は、EC1.5mS, pH6.5の養液を目安に管理する。
  2. アーチング栽培は、生産性では負の特徴を、品質的には正の特徴を持つことが明らかと
    なったが、適品種の検索、仕立て法の改良など検討をさらに加える余地がある。
図表1 230710-1.gif
図表2 230710-2.gif
図表3 230710-3.gif
カテゴリ ばら 品種

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