タイトル |
オウトウ幼果菌核病の防除 |
担当機関 |
秋田県果樹試験場 |
研究期間 |
1989~1995 |
研究担当者 |
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発行年度 |
1995 |
要約 |
オウトウ幼果菌核病の葉腐れ防除は、開花直前の展葉期に薬剤を散布することによって可能であった。また、花器感染による幼果腐れは、開花期間中の薬剤散布によって防除できた。
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背景・ねらい |
近年増加傾向にある本県のオウトウに、幼果期の果実が腐敗する、幼果菌核病が広範囲に発生し、被害を生じている。本病害には登録薬剤がなく、オウトウの重要病害である灰星病との同時防除に依存してきた。しかし、品種や栽培法の多様化によって同時防除に依存できなくなってきていることから、本病害の防除法の確立が望まれていた。
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成果の内容・特徴 |
- 開花直前の展開葉へのポリカーバメート水和剤、キャプタン水和剤およびTPN水和剤の散布によって、葉腐れの発生を防止することができた。
- 満開5日後のチオファネートメチル水和剤及びベノミル水和剤の散布によって、本病の幼果腐れの発生を防除できた。
(具体的データ)
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成果の活用面・留意点 |
- 開花前の散布を徹底することによって、幼果腐れの感染源の一つである葉腐れを防除することができる。
- 低温が続き、発芽から開花までの期間が長くなるような気象条件下では、開花前の防除回数を増やす。
- 幼果腐れを防除する開花中散布では、品種によって満開期が大きく異なることから、本病を防除対象とする場合は品種別に散布する必要がある。
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図表1 |
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カテゴリ |
病害虫
おうとう
品種
防除
薬剤
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