タイトル | 高α-リノレン酸含有卵生産のためのエゴマ圧搾ミールとエゴマ種実の飼料配合効果 |
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担当機関 | 青森県畜産試験場 |
研究期間 | 1993~1995 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1995 |
要約 | エゴマの圧搾ミール及び種実は飼料にそれぞれ22%及び3%配合することによって卵黄内α-リノレン酸含量が通常卵より約4倍高い卵を生産できる。また、入手価格が圧搾ミール100円/kg、種実500円/kgの条件下では種実給与が圧搾ミール給与により経済性に優れる。 |
背景・ねらい | 鶏卵は消費ニーズの多様化・高度化に対応した市場性の高い商品の開発が重要となっている。著者らはすでにエゴマ種実(以下種実)を鶏に給与することによって、卵黄内α-リノレン酸含有率が高い卵が生産できることを明らかにしている。しかし種実の価格は500円/kgと高いものである。一方、エゴマ圧搾ミール(以下ミール)が販売されているがその価格は100円/kgであり、ミール給与による生産費の低減が期待される。そこで、ミールの飼料配合率が卵黄内α-リノレン酸含有率に与える影響を明らかにし、前報の種実の飼料配合効果及び経済性と比較する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 経済性試算はミール及び種実の入手価格により結果が変わる。入手価格(a)が上記と違う場合、給与飼料量(b)及び配合率(c)からエゴマ購入費(d)を求めて比較する。簡易式は次のとおりである。 エゴマ購入費(d)=入手価格(a)×鶏卵1kg生産に要する飼料量(b)×配合率(c) |
図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | えごま 鶏 |