| タイトル |
施設園芸経営計画支援システム |
| 担当機関 |
宮城県農業センター |
| 研究期間 |
1992~1995 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1995 |
| 要約 |
高性能園芸施設を導入し園芸経営を始めようとするときに、目標所得や目標生産数量、販売単価、補助率、雇用労働の時給等から計画を立てなければならない。そこで現地の経営事例調査データを基本にして経営計画のシミュレートが可能なシステムを開発した。
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| 背景・ねらい |
補助事業等によって高性能園芸施設の導入が積極的に進められている。しかし、高性能園芸施設を導入する場合は、初期投資額が極めて大きく、かつ栽培作物や作型の選択、販売単価の変化によって経営が大きく左右される場合が多い。そこで、目標とする所得が獲得できる収益力の高い経営計画を策定するために、様々な角度から経営対応と経営成果の動きをシミュレートし検討できるシステムの開発を試みる。
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| 成果の内容・特徴 |
- このシステムは、生産費、販売管理費及び出荷先、資金調達、雇用条件の4つで構成されており(図-1)、生産原価や特定の市場に出荷した場合の売上原価が算定できる。また、これらを利用して適正な経営計画を策定するためシミュレーション分析をすることができる。
- データベース化されている情報は、市場の園芸作物の月別単価、出荷量であり、過去の市場価格の推移から、生産及び出荷しようとする作物の予定価格を推定している。
- ユーザーが調査すべき情報は、選択しようとしている園芸施設の購入額、その施設の生産能力、生産費用、必要労働者数、生産量の予定月別推移である。
- 変数項目をマウスでスピン(連続変化)させることで適正な経営計画を策定するためのシミュレーションができる。変数項目は、生産費では生産に係る全項目、販売管理費では運賃や市場の販売手数料、資金調達では補助金割合、返済年数、利息であり、雇用条件では時給、社会保険、労働保険である。
- 活用面
- 普及センター及びJAにおいて、管内に園芸施設を導入又は計画する場合の経営計画策定の指導に利用できる。
- スピンによる変数項目の数値の変化とグラフの変化が同画面で連動しているので普及活動のプレゼンテーションとして活用できる。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 活用面
- 普及センター及びJAにおいて、管内に園芸施設を導入又は計画する場合の経営計画策定の指導に利用できる。
- スピンによる変数項目の数値の変化とグラフの変化が同画面で連動しているので普及活動のプレゼンテーションとして活用できる。
- 留意点
- データ入力済みの市場は、現在は仙台市中央青果市場の果菜類だけである。
- 雇用型の園芸施設を前提とし、計画生産が可能である養液栽培等を対象としている。
- 本システムは、MS-WINDOWS3.1上のMS-EXCEL5.0で作成している。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| カテゴリ |
経営管理
施設園芸
出荷調整
データベース
養液栽培
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