カキ「平核無」の大玉生産のためのせん定法

タイトル カキ「平核無」の大玉生産のためのせん定法
担当機関 山形県立砂丘地農業試験場
研究期間 1996~1996
研究担当者
発行年度 1996
要約 カキ「平核無」を対象として、10a当たりの収量が2t以上、平均一果重190g以上(L玉比率50%以上)を確保するためのせん定法は、総結果母枝数のせん除割合が60~75%、樹冠面積1平方メートル当たりの結果母枝数が9~15本、または側枝1m当たりの結果母枝数が9~13本をめやすとする。
背景・ねらい 庄内地域は、カキの経済的栽培の北限であり、
他の産地より小玉で収量が低いことから、「庄内柿」銘柄産地拡大を図るため、
高品質大玉生産ができるせん定方法を確立する。
なお、当地域は老木樹が多いことから、
樹高3~4m、開心形の成木のせん定法について検討した。
成果の内容・特徴
  1. 10a当たり収量が2t以上で、
    一果重190g(L玉比率50%以上)以上を確保するためのせん定法は、
    次のいずれかをめやすとする。
    1. 総結果母枝数のせん除割合は、60~75%とする。
      (図1、図2)
    2. 樹冠面積1平方メートル当たりの結果母枝数は、9~15本とする。
      (図3、図4)
    3. 側枝1m当たりの結果母枝数は、9~13本とする。
      (図5)
成果の活用面・留意点
  1. 葉果比は20~30とする。
  2. 側枝先端新梢長は18~35cm程度とし、
    樹相診断と花芽の形成状況に応じてせん定の強さを加減する。
図表1 230983-1.gif
図表2 230983-2.gif
図表3 230983-3.gif
カテゴリ かき

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