タイトル | トマトセル成型苗の直接定植における主枝1段摘心側枝1本仕立て法 |
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担当機関 | 宮城県園芸試験場 |
研究期間 | 1996~1996 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1996 |
要約 | 雨よけ夏秋栽培トマト(品種:「桃太郎」)において、セル成型苗の播種後20日の直接定植では、主枝1段摘心側枝1仕立て法は、慣行の主枝1本仕立てよりも、第3花房以降の着果が安定し、総収量、良果率に優れている。本法は、セル成型苗の直接定植を行う場合の有効な整枝方法である。 |
背景・ねらい | トマトのセル成型苗は、近年利用が拡大している。 これまではセル成型苗をポットに鉢上げし、約1ヶ月育苗してから定植していた。 育苗の省力化を図るためには、 200穴セル成型苗を本圃に直接定植することが必要であるが、 若苗定植により生育が旺盛となるため着果率が低下し、空洞果等の奇形果が増加する。 そこで、良果収量の向上を目的とし、 整枝法について検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
トマトセル苗(200穴)の県内流通価格は1本当たり26.0円であり、 a当たり栽植本数250本とすると10a当たり苗代は65.000円となる。 ポット苗を自家育苗(雨よけ早熟栽培)すると資材費、 種子代及び諸経費で10a当たり80.560円である。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 育苗 栽培技術 省力化 トマト 播種 品種 |