タイトル | 高α−リノレン酸含有卵生産のためのエゴマ由来飼料素材(油,圧搾ミール,種実,乾燥茎葉)の飼料配合効果 |
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担当機関 | 青森畜試五戸 |
研究期間 | 1993~1995 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1996 |
要約 | 飼料配合率1%当たり卵黄内α-リノレン酸含有率の増加量はエゴマの油0.280、圧搾ミール0.022、種実0.196、乾燥茎葉0.005ポイントである。卵黄内α-リノレン酸含有率の高い特殊卵を生産するためには種実給与が油及び圧搾ミール給与より経済性において有利である。 |
背景・ねらい | 鶏卵は消費ニーズの多様化・高度化に対応した市場性の高い商品の開発が 重要となっている。エゴマの油、圧搾ミール及び種実の給与は卵黄内の α-リノレン酸を高めることが報告されており、特殊卵生産方法として注目される。 しかし、これらエゴマ由来飼料素材の給与効果や経済性を比較した報告は 見当たらない。また、エゴマの茎葉もα-リノレン酸を含んでいるが、 その給与効果は明らかにされていない。 そこで、エゴマの油、圧搾ミール、種実及び乾燥茎葉の飼料配合率が 卵黄内脂肪酸に及ぼす影響を調査し、 特殊卵生産のための給与効果及び経済性を比較する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 経済性試算はエゴマの油、圧搾ミール及び種実の入手価格により結果が変わる。 入手価格(a)が表2と違う場合、 次式からエゴマ購入費(d)を求めて比較する。 エゴマ購入費(d) = 入手価格(a) × 鶏卵1kg生産に要する飼料量(b) × 配合率(c) |
図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ | えごま 乾燥 鶏 |