トルコギキョウのロゼット苗低温処理による秋冬出し栽培におけるは種適期

タイトル トルコギキョウのロゼット苗低温処理による秋冬出し栽培におけるは種適期
担当機関 宮城県園芸試験場
研究期間 1998~1999
研究担当者
発行年度 1998
要約 トルコギキョウのロゼット苗の低温処理による秋冬出し栽培において,早生品種と中生品種を用いると,5月は種で10~11月,6月初旬は種で12月から良品質の切り花が得られ,安定生産が可能である。
背景・ねらい 最近トルコギキョウの秋の需要が高まっているが,
秋冬出し栽培は育苗期が高温となるため苗のロゼット化や早期抽だいが
生産上の問題となっている。ロゼット化を回避するために
暖地では夏季に冷房育苗を行う方法やは種直後に高温処理をして
生理的にロゼット化させ,その後低温処理によってロゼット打破する方法が
行われている。そこで,ロゼット苗の
低温処理による秋冬出し栽培法における宮城県での適正は種期を検討する。
成果の内容・特徴
  1. 早生品種「あずまの粧」と「ピーターブルーラインN0.2」,
    中生品種「あすかの粧」をは種直後から40日間
    25度C~30度Cの高温でプール育苗を行い,生理的にロゼット化させた後
    10度Cで30日間低温処理を行うことによって,5月初旬は種で10月から,
    5月中句は種で11月から,6月初旬は種で12月から良品質の切り花が得られる
    (表1)。
  2. ロゼット苗の低温処理によって,品種「あずまの粧」,「ピーターブルーラインN0.2」,
    「あすかの粧」,「つくしの雪」ではロゼット化が軽減され,切り花品質,
    採花率及び株当たりの商品花本数が向上し,生産が安定する
    (表2)。
    なお,本年は夜温があまり高くならなかったため
    (図1),
    無処理でも定植後の苗の高温ロゼットの発生が少ない事例である。
  3. 耕種概要
S
成果の活用面・留意点
  1. 苗の腐敗防止のため,低温処理時は1000luxで24時間照明を行う。
  2. 高温処理は電熱線とビニルトンネルを用いて温度を保つ。日中,
    高温になりすぎないように黒寒冷紗等で遮光する。
  3. 6月初旬は種においては,早生品種「ピーターブルーラインN0.2」
    は株当たりの商品花本数が減少し,中生品種「あずまの粧」と中晩生品種
    「つくしの雪」は年内開花率が低いので適性品種の選定が必要である。
図表1 231359-1.gif
図表2 231359-2.gif
図表3 231359-3.gif
図表4 231359-4.gif
カテゴリ 育苗 栽培技術 トルコギキョウ 品種

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