黄ピンク八重咲のトルコギキョウ新品種候補「秋試交2号」の育成と特性

タイトル 黄ピンク八重咲のトルコギキョウ新品種候補「秋試交2号」の育成と特性
担当機関 花き担当
研究期間 1996~2003
研究担当者 間藤正美
檜森靖則
佐藤孝夫
柴田浩
浅利幸男
発行年度 2003
要約 フリンジ八重咲き晩生のトルコギキョウ「秋試交2号」を育成した。花色は黄ピンク、花径は中大輪で、草丈は季咲きで約75cmである。
キーワード トルコギキョウ、育種、新品種、八重咲、黄ピンク、フリンジ
背景・ねらい 秋田県のトルコギキョウの生産は年々伸びており、キク、ユリに次ぐ3番目の切り花品目となっている。しかし、他県との競合などにより価格が低迷している。そこで、現地からの要望も強い晩生のフリンジ八重咲オリジナル品種の育成を図る。
成果の内容・特徴 1.
母本が黄ピンク一重咲の固定系、父本が黄八重咲の固定系で、これらを組み合わせたF1である。
2.
花色は蕾の時は淡いオレンジで開花に伴い黄ピンクになる。花形はフリンジ状の八重咲で中大輪、花蕾数は約16個、花柄の長さは短くボリューム感がある(図1,表1)。
3.
季咲き栽培における草丈は約75cmで、草姿は段咲きである(表2)。
4.
開花の早晩は晩生種である(表2)。
5.
現地試験の結果、花色が珍しく、花蕾数、分枝数など市販品種並みのボリュームあることから高い市場評価が得られている(表3)。
成果の活用面・留意点 1.
根は若干弱いため、適期収穫に努める。収穫が遅れると花柄が曲がる恐れがある。
2.
2003年度の登録申請、2004年度の県内普及配布を予定している。
カテゴリ 育種 きく 新品種 トルコギキョウ 品種 ゆり

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