タイトル | 着色良好で甘酸適和な食味の中生のリンゴ新品種「緋のあづま」 |
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担当機関 | 福島果樹試 |
研究期間 | 1990~2004 |
研究担当者 |
岡田初彦 佐藤守 小野勇治 宗形隆 国沢高明 松野英行 瀧田誠一郎 佐久間宣昭 山家弘士 |
発行年度 | 2004 |
要約 | リンゴ「千秋」に「ひめかみ」を交配し、着色が良好で甘酸適和な食味を有する中生のリンゴ新品種「緋のあづま」を選抜、育成した。福島県での成熟期は9月下旬~10月上旬で、「つがる」と「ふじ」の間に出荷できる。 |
キーワード | 果樹、育種、リンゴ、中生種 |
背景・ねらい | 平成15年度の本県のリンゴ栽培面積は1650haであり、そのうち68.5%を「ふじ」が占めている。一方、既存の中生種の栽培面積は、着色不良などの栽培性や食味・日持ち不良などの問題から減少が著しい。このため現地では「ひろさき早生ふじ」等「ふじ」の早熟系統が導入されつつあるが、「ふじ」の比率がさらに増加することにより授粉樹が減少し、結実不良の危険性が増加することが危惧される。このため「ふじ」と交雑和合性があり、着色を含めた果実品質が良好な中生種の育成が望まれている。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 育種 出荷調整 新品種 高接ぎ 鳥害 品種 良食味 りんご |