リンゴわい性台木「青台3」の繁殖法

タイトル リンゴわい性台木「青台3」の繁殖法
担当機関 青森農林総研
研究期間 1997~2005
研究担当者 新谷潤一
浅利欣一
発行年度 2005
要約 リンゴわい性台木「青台3」の繁殖は、挿し木より取り木の方が効率的であるが、挿し木繁殖性は挿し木箱を利用し、発根促進剤を処理することで高まる。
キーワード リンゴ、わい性台木、繁殖、青台3
背景・ねらい リンゴわい性台木「青台3」は挿し木繁殖が可能なわい性台木として登録された。しかし、挿し木繁殖に失敗する事例がみられるので、効率的に繁殖する方法を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 繁殖は、挿し木より取り木が効率的である(表1、2、3)。
  2. 挿し木繁殖性は、ほ場に直接挿し木するよりも挿し木箱を利用する方が高い(表1、2、図1)。
  3. 挿し木繁殖性は発根促進剤の処理により高まる(表2)。
  4. 一年枝先端部から採取した挿し穂は繁殖性が悪い(表1、2)。
  5. 取り木繁殖性はM系台木より高い(表3)。
成果の活用面・留意点
  1. 繁殖は取り木により行うことが適当であるが、挿し木する場合は挿し木箱を利用し、発根促進剤を処理する。
  2. 挿し穂は一年枝の基部~中央部から採取する。
  3. 挿し穂の長さは15~20cmとし、10cmの深さに挿す。
図表1 232368-1.gif
図表2 232368-2.gif
図表3 232368-3.gif
カテゴリ 挿し木 台木 繁殖性改善 りんご

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