タイトル | 疫病抵抗性トウガラシ品種の病原菌感染時におけるジャスモン酸とサリチル酸の動態 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 |
研究期間 | 2001~2006 |
研究担当者 |
我孫子和雄 窪田昌春 上枝素子 西和文 |
発行年度 | 2008 |
要約 | 疫病抵抗性のトウガラシ品種「SCM334」の葉においては、疫病菌接種後にジャスモン酸が急激に生成され、その後、サリチル酸が増加する。この両シグナル物質の作用により、カロース蓄積や過敏感細胞死が誘導され、植物体内への病原菌菌糸の進展が抑えられる。 |
キーワード | トウガラシ疫病、病害抵抗性、ジャスモン酸、サリチル酸、過敏感細胞死 |
背景・ねらい | 植物の病原菌に対する抵抗性反応には、ジャスモン酸(JA)とサリチル酸(SA)を体内の信号物質とする2つの反応経路があり、両経路は互いの反応を抑制し合うことが知られている。そこで、疫病菌Phytophthora capsiciに対して強い抵抗性を持つトウガラシの品種「SCM334」の抵抗性発現の際の信号伝達経路と、その結果である抵抗性反応を明らかにし、本品種における疫病抵抗性機構の解明に資する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 抵抗性 抵抗性品種 とうがらし 病害抵抗性 品種 |