タイトル | タバココナジラミバイオタイプQの日本における寄主植物の範囲 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 |
研究期間 | 2006~2008 |
研究担当者 |
鎌田茂(鹿児島農総セ) 広瀬拓也(高知農技セ) 水澤靖弥(福井農試) 大野徹(愛知県農総試) 飯田博之 北村登史雄 本多健一郎 |
発行年度 | 2008 |
要約 | 世界各地で重要害虫として問題になっているタバココナジラミバイオタイプQは、日本国内で少なくとも30科64種類の植物を寄主として利用する。このうち、バイオタイプBと共通するものは少なくとも19科40種類に及ぶ。 |
キーワード | タバココナジラミ、バイオタイプQ、バイオタイプB、寄主植物 |
背景・ねらい | 侵入害虫であるタバココナジラミバイオタイプBおよびQは、果菜類を中心に吸汁害とすす病を誘発し、トマト黄化葉巻病の病原ウイルス(TYLCV)を媒介することから、トマト生産で大きな脅威を与えている。近年、両バイオタイプがキュウリ退緑黄化病とメロン退緑黄化病の病原ウイルス(CCYV)を媒介することが判明し、ウリ類でも防除の重要性が増している。さらに、バイオタイプQは両ウイルスの媒介に加えて、各種薬剤に抵抗性を獲得する能力が高いことから、果菜類で最も重要な害虫の一つとなっている。しかし、バイオタイプは形態による識別が不可能であり、バイオタイプQの寄主範囲は明確になっていない。そこで、バイオタイプを遺伝子レベルで分類し、バイオタイプQの寄主範囲を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 害虫 きく きゅうり しそ タバココナジラミ 茶 抵抗性 トマト なす 防除 薬剤 |