| タイトル |
大豆新奨励品種「トモユタカ」 |
| 担当機関 |
営農機械部 |
| 研究期間 |
1953~1990 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1989 |
| 成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
「トモユタカ」は、早生で耐病性に優れ、外観品質もよく、豆腐の原料などの 加工適性は従来の品種と同等以上に備わっている。大豆-小麦を組み合わせた 機械化輪作体系の作付に適するので、宮城県で奨励品種に採用する予定である。 「トモユタカ」は従来の早生品種である「コケシジロ」に比べ、標播では成熟期が 10月9日と6日早く、晩播でも10月19日で2日早い。分枝数はやや多く、茎長はやや 短く、倒伏し難い。粒大はやや小さく、収量は標播でやや劣るが、晩播では 優る。品質はやや優る。ウイルス病、ダイズシストセンチュウ抵抗性も強い。 表1. 生育収量調査 表2. 特性調査 表3. 原料大豆の主要成分と豆腐の形質 - 技術・情報の適用効果
晩播栽培では「コケシジロ」より成熟期が2日早く、収量が14%多いので、小麦跡後の 栽培に適する。また、大豆の標準播種栽培では、「トモユタカ」の成熟期は 10月9日で「コケシジロ」より6日早く、大豆後の麦作付切替作業期間が長くなるため、 麦の適期播種が可能となる。以上により、大豆-麦の安定した作付体系の確立が 可能となる。 また、豆腐の加工適性も良好なので、実需者の要望にも応えることができる。
- 適用の範囲
適応地帯は県下一円であるが、特に県北部及び南部の平坦地帯の転換畑に 普及する見込みである。普及見込み面積は1000ha(平成6年)である。
- 普及指導上の留意点
栽培法は普通大豆に準ずるが、輪作体系の中で晩播する場合は、栽植密度を 2倍程度に高める必要がある。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
加工適性
機械化
小麦
大豆
抵抗性
播種
品種
輪作体系
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