タイトル |
8〜9月どりネットメロンの栽培様式 |
担当機関 |
山形県立砂丘地農業試験場 |
研究期間 |
1989~1989 |
研究担当者 |
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発行年度 |
1989 |
成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
ネットメロン(品種 アンデル・サンジュエル)の夏秋(8~9月)どりを目標とする 栽培様式は、4月下旬播種、8月中旬収穫では従来どおりの大型トンネル這い栽培で 良品生産が可能である。しかし、5月以降播種、8月下旬収穫は、這い栽培では 品質が劣りハウス立ち栽培で良品生産ができる。 表1. 果実品質 表2. 収量と等級割合 - 技術・情報の適用効果
庄内砂丘におけるネットメロンの主な作付け体系は、2月下旬~3月上旬播種、 7月上~中旬収穫のハウス早熟這い栽培と3月下旬~4月上旬播種、7月下旬~8月上旬 収穫の大型トンネル這い栽培である。 そのため7月下旬~8月上旬が出荷ピークとなっているが、夏秋どりの作型の導入で、 出荷期間が8月中旬~8月下旬まで延長されることでそのピークが崩され、 ネットメロンの有利販売が可能となる。
- 適用の範囲
砂丘地帯
- 普及指導上の留意点
- モザイク病対策として、トンネル栽培ではアブラムシの防除を徹底する。また、
ハウス栽培では白寒冷しゃをサイドに張りアブラムシの飛来を防止する。
- 果実肥大しやすい時期のため、水管理に注意する。
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図表1 |
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図表2 |
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カテゴリ |
病害虫
大型トンネル
出荷調整
播種
品種
防除
水管理
メロン
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