タイトル |
宮城県産大豆「コスズ」の納豆加工適性 |
担当機関 |
宮城県農業センター |
研究期間 |
1988~1989 |
研究担当者 |
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発行年度 |
1989 |
成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
- 品種はコスズで百粒重8~9gとする。
- 全窒素は低く、全糖、粗脂肪が高い(表1)。
- 蒸煮大豆の硬さは、やわらかめである(表2)。
- 蒸煮大豆の明度(Y%)は高く、色調がよい(表3)。
- 納豆のタンパク分解率及びホルモール窒素が高い
(表4)。
- 納豆の官能評価では、色調、香り、硬さ、総合評価でまさり、加工適性がやや
高かった(表5)。
- 納豆の製造法は次の工程とする。
原料大豆-浸漬(水温18度C、20時間)-蒸煮(1.2Kg/平方センチメートル、35分)- 放冷(70~80度C)-菌の接種-パック詰め(100g)-発酵(42度C、20時間)-熟成 (5度C、10時間)-製品
- 技術・情報の適用効果
納豆製造に適した小粒大豆の利用拡大
- 適用の範囲
県下全域
- 普及指導上の留意点
原料大豆の浸漬温度、時間、蒸煮条件(圧力、時間)の設定に留意する。
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図表1 |
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図表2 |
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図表3 |
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図表4 |
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図表5 |
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カテゴリ |
加工適性
大豆
品種
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