タイトル |
ネットメロンの9月中旬どり栽培法 |
担当機関 |
山形県立砂丘地農業試験場 |
研究期間 |
1990~1990 |
研究担当者 |
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発行年度 |
1990 |
成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
ネットメロン(品種 アンデス)の9月中旬どりには、以下の栽培様式とする。
- 6月中旬播種、7月上旬定植のハウス立ち栽培とする。
- うね幅は、2.7m、株間35cmの1条植えとする。
- 親づるは3節で摘心し、子づる2本仕立てとし、1つる1果どりとする。
表1 果実形質 表2 収量と等級割合 - 技術・情報の適用効果
庄内砂丘におけるネットメロンの主な作付け体系は、2月下旬~3月上旬播種、 7月上~中旬収穫のハウス早熟這い栽培と、3月下旬~4月上旬播種、7月下旬~ 8月上旬収穫の大型トンネル這い栽培である。 そのため7月下旬~8月上旬が出荷ピークであるが、夏秋どりの作型を導入することに より、出荷期間が8月中旬~8月下旬に拡大し、さらに本技術の導入で9月中旬まで 収穫期を延長させることができる。したがって、ネットメロンを7月上旬から9月中旬まで 継続出荷し有利販売が期待できる。また、メロン栽培農家は作型の分散で経営規模の 拡大と労力の分散が図られる。
- 適用の範囲
砂丘地帯
- 普及指導上の留意点
- モザイク病の発生が多い時期なので、アプラムシの防除を徹底する。
またハウスのサイドに寒冷しゃを張りアブラムシの飛来を防止する。
- 果実が肥大し過ぎることがあるので、水の管理に注意する。
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図表1 |
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図表2 |
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カテゴリ |
病害虫
大型トンネル
経営管理
栽培技術
出荷調整
播種
品種
防除
メロン
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