タイトル |
リンゴ搾汁乾燥粕の豚における栄養値 |
担当機関 |
山形県立養豚試験場 |
研究期間 |
1990~1990 |
研究担当者 |
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発行年度 |
1991 |
成果の内容・特徴 |
- 技術・情報の内容及び特徴
- リンゴ搾汁乾燥粕の成分的特徴として、粗蛋白質がやや少なく、粗脂肪が比較的
多く、粗繊維は多い(表1)。
- 粗蛋白質は、見掛け上、豚の発育ステージに関係なく消化
されない(表2)。
- 栄養価には豚の成長に伴う向上が認められ、エネルギー及び繊維源飼料として
活用できる(表3)。
- リンゴ搾汁乾燥粕の栄養価"DCP 0、TDN 40.8%"は、原材料の可消化粗たん白質
および可消化養分総量の暫定値として承認された(平成3年9月)。
- 技術・情報の適用効果
リンゴ搾汁乾燥粕の栄養成分的特徴を生かすことにより、資源の有効利用と 効率的な飼料配合設計が可能となる。
- 適用の範囲
東北一円
- 普及指導上の留意点
- 暫定値承認時の飼料名は「りんごジュースかす」、対象畜種は「豚」である。
- 加工向けリンゴの収穫期によって、成分組成が多少異なることが推測される。
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図表1 |
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図表2 |
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図表3 |
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カテゴリ |
加工
乾燥
豚
りんご
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