赤肉系ネットメロンの品種

タイトル 赤肉系ネットメロンの品種
担当機関 山形県立砂丘地農場試験場
研究期間 1990~1991
研究担当者
発行年度 1991
成果の内容・特徴
  1. 技術・情報の内容及び特徴
    ハウス早熟栽培、及びトンネル早熟栽培の赤肉系ネットメロン品種として
    「サンデーレッド」が適する。
    1. 生育
      「アンデス」よりつるの伸長が良く、葉はやや小さい。つるは細く、這い栽培で
      作りやすい。雌花開花は「アンデス」より4~5日早い。
    2. 果実外観
      果形は正円~やや腰高で揃いが良く、果溝の発生はない。果実肥大は「アンデス」並である。ネットは密度がやや少なくりも少ないがネットの揃いは良い。果皮色は淡い緑色
      であり、成熟すると淡緑黄色となる(表1)。
    3. 果実品質
      成熟日数は着果後47~50日であり、「アンデス」よりやや短い。果肉色は明橙で
      果皮部の緑色との対比が美しい。果実糖度は15%(Brix)前後で安定し、肉質は
      メルティングで食味が良い(表2)。
  2. 技術・情報の適用効果
    庄内砂丘におけるネットメロンの品種は緑肉系の「アンデス」が多い。しかし近年の
    メロン消費志向は多様化しており、特に赤肉系メロンの需要が高まっている。需要の
    動向に即したメロン生産を行うために赤肉系品種の導入が必要であるが、その
    品種として「サンデーレッド」が適当である。
  3. 適用の範囲
    砂丘地帯
  4. 普及指導上の留意点
    なし

図表1 233668-1.gif
図表2 233668-2.gif
カテゴリ くり 品種 メロン 良食味

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