タイトル | 縞葉枯病抵抗性イネ個体を検出する高精度DNAマーカー |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2006~2009 |
研究担当者 |
早野由里子 斎藤浩二 |
発行年度 | 2009 |
要約 | DNAマーカー(ST48、ST49、ST64、ST72、ST82、ST89)は、それぞれイネ縞葉枯病抵抗性と感受性品種間において異なるDNA断片を増幅する共優性マーカーで、インド型イネ品種「Modan」由来の縞葉枯病抵抗性イネ個体の選抜に利用することができる。 |
キーワード | イネ、縞葉枯病、抵抗性品種、DNAマーカー、マーカー育種 |
背景・ねらい | 近年殺虫剤耐性ヒメトビウンカの飛来および生息地域の拡大に伴い、ヒメトビウンカに媒介されるイネウイルス病である縞葉枯病の発生は増加傾向にある。本病の防除においては抵抗性品種の継続的な作付けが最も有効な方法であるため、水稲新品種への抵抗性の付与は必須である。現在縞葉枯病抵抗性水稲品種育成にはDNAマーカーST10およびN0708が利用されている。しかし、ST10は抵抗性優性マーカー、N0708は感受性優性マーカーであり、共にヘテロ個体を識別できない。また、マーカー育種が進んでいる水稲では、複数の形質の導入のために高精度なマーカーが複数あることが望ましい。そこで、より効率的な抵抗性新品種育成のため、ST10よりも高精度、かつ、ヘテロ個体識別可能な共優性マーカーを開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | 病害虫 育種 縞葉枯病 新品種 新品種育成 DNAマーカー 抵抗性 抵抗性遺伝子 抵抗性品種 ヒメトビウンカ 品種 防除 |