タイトル | 水浄化を目的とした微粉末活性炭タブレットの開発 |
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担当機関 | (独)農業環境技術研究所 |
研究期間 | |
研究担当者 |
殷熙洙 馬場浩司 柴田康行 佐々木裕子 崔宰源 金倫碩 福井博章 |
発行年度 | 2009 |
要約 | 水中の有害な有機化学物質を強力に吸着する微粉末活性炭をタブレット(錠剤)化し、簡単・迅速・安全に水を浄化する技術を開発しました。 |
背景・ねらい | 近年、水の汚染問題が深刻化する中で良質な水を大量に確保することは世界的に重要な課題となっています。残留性有機汚染物質(POPs)、工業廃棄物、農薬などは、その汚染源に留まらずに拡散し、地下水、井戸水、湖水、河川などの幅広い水系に悪影響を及ぼす危険性があります。そのため、簡便、高効率かつ安全な水浄化技術が強く求められています。そこで、安全で高性能の微粉末活性炭を使いやすいようにタブレット化した上で、新規水浄化技術としての有効性を調べました。 |
成果の内容・特徴 | 微粉末活性炭は有害な有機化学物質に対して優れた吸着性能がありますが、粉じんが舞いやすいので、注意して使用する必要があります。さらに、微粉末活性炭は水表面に浮いて流れてしまうので、浄化したい場所への適用も困難でした。そこで、投入時に細かな活性炭の舞い上がりがなく、容易に水底に沈み、その後すみやかに水中に分散する微粉末活性炭タブレットを開発しました。この技術により、水中の様々な有害な有機化学物質を強く吸着して、水を浄化できます。以下、微粉末活性炭タブレットの主な特徴を示します。
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成果の活用面・留意点 | 本技術は、農業・畜産排水、工業排水をはじめ、河川、湖沼、井戸などの水を浄化できる技術として期待されています。 |
図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
図表5 | |
図表6 | |
カテゴリ | 病害虫 農薬 |