タイトル | 安全な国産エビ(バナメイ)の生産技術のシステム化 |
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担当機関 | (独)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2004~2008 |
研究担当者 |
マーシー・ワイルダー 奥津智之 姜 奉廷 松田圭史 サフィア・ジャスマニー ビディア・ジャヤサンカー 奥村卓二 三上恒生 野原節雄 野村武史 福﨑竜生 慶田幸一 |
発行年度 | 2009 |
要約 | エビの育成に必要な生物学的な基礎的知見を背景として、システム工学の知見を融合させ飼育試験を行い、徹底したコスト意識で実験から実証段階までの一貫した生産開発をする(2008年9月より)。同プラントは薬剤を使わない安全・安心なエビを供給する。 |
キーワード | バナメイエビ、低環境負荷、閉鎖循環式システム、安全なエビ養殖 |
背景・ねらい | 海産エビ養殖業は100億ドル以上の生産額で、世界規模の巨大水産食品産業に成長した。一方で、集約的なエビ養殖が環境問題(残餌や排泄物による海洋汚染)を引き起こすことから、環境への影響が少ない実用レベルの養殖エビ生産技術開発が求められている。年間生産量300万トンにのぼる海産エビの75%はアジアの発展途上地域が担っている。その需要は、米国、日本のみならずヨーロッパ、中国でも年々伸びている。中南米原産のバナメイは美味で、低脂肪の健康的な食品としても注目されている。成長が早く病気に強いことから、東南アジアでもバナメイの養殖場が爆発的に増えている。バナメイは低塩分水でも飼育できることから環境負荷が低く、安心、安全な閉鎖循環式飼育技術を養殖産業にまで発展させる生産システムを開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
カテゴリ | コスト 飼育技術 薬剤 |