タイトル | アフリカイネ(Oryza glaberrima)の中には長期完全冠水において地上部を伸長させ成長できるものがある |
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担当機関 | (独)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2006~2008 |
研究担当者 |
坂上潤一 城宝由紀子 Nestor Bourouno |
発行年度 | 2009 |
要約 | アフリカイネO. glaberrimaは、冠水中に地上部が伸長することで冠水から逃れる性質いわゆる冠水抵抗性を示す。その洪水被害軽減のメカニズムは、冠水中の高伸長速度、水面上に抽出した葉の光合成機能と乾物生産能力の向上である。 |
キーワード | アフリカイネ、冠水被害軽減、地上部伸長、光合成、純同化率、葉面積 |
背景・ねらい | サブサハラアフリカ地域の稲作の約9割が灌漑排水設備のない圃場で営まれている。このような場所では降雨量の年次変動が大きく、毎年洪水や干ばつの被害が多発している。このため、安定的コメ生産を維持するためには、現地の水環境に適応した稲作技術の導入が重要である。本研究は、アフリカの低湿地等で発生する洪水条件下の稲作技術開発を目的として、アフリカで古くから栽培されているアフリカイネ(O. glaberrima Steud.)を長期間の冠水条件下で生育させて、洪水の被害軽減のための機作を栽培生理学的に明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 抵抗性 抵抗性品種 品種 |