タイトル | マイコウイルスの宿主範囲は、人工接種により拡大可能である |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2003~2009 |
研究担当者 |
兼松聡子 佐々木厚子 及川有里 尾上真理 伊藤 伝 |
発行年度 | 2010 |
要約 | 白紋羽病菌に内在するマイコウイルスの粒子を純化し、プロトプラストを介して他の植物病原糸状菌に人工接種すると、本来の宿主以外の糸状菌へも感染できる。本法により、ヴァイロコントロール因子としてのマイコウイルスの適用範囲拡大が期待される。 |
キーワード | ヴァイロコントロール、白紋羽病、ナシ胴枯病、リンゴ腐らん病 |
背景・ねらい | マイコウイルスを利用した植物病原糸状菌の防除法(ヴァイロコントロールと提唱)に資するため、菌の病原力を低下させるマイコウイルスが紋羽病菌から見いだされている。マイコウイルスは菌糸融合による伝搬経路しか知られていないため、自然界での宿主範囲は限られると考えられている。そこで、これまでに開発したマイコウイルスの人工接種法を応用し、本来の宿主以外の植物病原菌に感染させ、病原力への影響を調べることで、マイコウイルス(ヴァイロコントロール因子)の適用範囲を拡大できるか検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | 病害虫 くり シカ 防除 りんご |