タイトル | 紫外線照射は強い抗菌物質であるスコパロンをカンキツ類に生成させる |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター |
研究期間 | 2008~2010 |
研究担当者 |
國賀 武 根角博久 |
発行年度 | 2010 |
要約 | カンキツ類に紫外線を照射した場合、クマリン類のスコパロンが葉および果皮に生成する。スコパロンは他のクマリン類と比べても強い抗菌活性を有している。 |
キーワード | カンキツ類、紫外線、ファイトアレキシン、スコパロン |
背景・ねらい | 紫外線は、カンキツ類の果皮や葉に抗菌活性を有する物質を生成させることが知られており、果実や樹に紫外線照射を行うことで病虫害防除に役立てることが可能と考えられる。血液凝固阻害作用などの機能性成分を有するクマリン類のスコパロンもそのような抗菌物質のひとつであると考えられている。しかしながらその生成を促す照射条件や、抗菌活性の強さは明確ではない。そこで人為的にカンキツ類に紫外線を照射し、糸状病菌などへの耐病性を付与する技術の基礎知見を得る。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 きく 機能性成分 施設栽培 炭疽病 日向夏 防除 その他のかんきつ |