タイトル | イネにおける生物的硝化抑制能 |
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担当機関 | (独)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2006~2010 |
研究担当者 |
Pariasca Tanaka Juan Wissuwa Matthias 石川隆之 |
発行年度 | 2010 |
要約 | イネ遺伝資源36品種等の中でもブラジル原産の陸稲品種IAC25は高い生物的硝化抑制活性をもつ。IAC25は硝化抑制活性の弱い日本晴よりも土壌中で硝酸態窒素の蓄積を抑制する。 |
キーワード | イネ、根分泌液、硝酸化成、抑制、硝酸態窒素 |
背景・ねらい | 土壌中の微生物の働きによるアンモニアの硝化(アンモニアが亜硝酸を経て、硝酸へと酸化される反応)は土壌中での窒素循環に重要な役割を果たす一方、農業生産に用いられる窒素肥料の大幅な損失や土壌環境汚染、亜酸化窒素による地球温暖化を引き起こす原因ともなっている。さらに、近年の肥料価格の高騰により、開発途上地域では少量の窒素肥料をより効率的に利用する技術の開発が求められている。ある種の植物が根から硝化を抑制する物質を分泌することを生物的硝化抑制作用(Biological Nitrification Inhibition, BNI)と呼んでおり、熱帯イネ科牧草Brachiaria humidicolaではほ場において高い効果を持つことが明らかにされている。この作用を有用作物に付与する事ができれば、肥料の損失を抑制し、環境への負荷の少ない農業システムを構築する事が可能である。本研究は同じイネ科植物であるイネ(Oryza sativa)遺伝資源における生物的硝化抑制能を評価することを目的とする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ | 肥料 育種 遺伝資源 水耕栽培 土壌環境 品種 陸稲 りんご |