タイトル | 植林CDMを活用した農村開発を体系的に取りまとめたマニュアル集 |
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担当機関 | (独)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2008~2010 |
研究担当者 |
松原英治 廣内慎司 渡辺 守 池浦 弘 |
発行年度 | 2010 |
要約 | 本マニュアル集は、植林によるクリーン開発メカニズム(以下「植林CDM」)を活用して、所得向上及び環境改善に資する農村開発を実施するためものであり、土壌侵食及び地力劣化の進む南米の低所得地域において活用できる。 |
キーワード | 意識改革、土壌保全、地力回復、植林CDM、アグロフォレストリー |
背景・ねらい | 土壌侵食及び地力劣化の進む低所得農村地域では、資源回復と生活改善のための方策として、等高線畦畔の設置、緑肥導入など低投入の営農技術の改善による保全対策の実施と荒廃地における植林又はアグロフォレストリーの導入が効果的である。植林CDMは、樹木に蓄積されたCO2をクレジット化により換金可能とし、植林地からの追加収入を獲得するシステムであり、植林可能な低所得地域に適しているが、要件が厳しく事業化が難しい。南米には、土壌侵食及び地力劣化の進む低所得農村地域が広く分布しているが、これらの地域を対象とする植林CDMを活用した農村開発に係る体系的なマニュアルは存在しない。このため、パラグアイの低所得農村地域において国立アスンシオン大学、農牧省等と共同で実施した実証調査結果に基づき、土壌保全、地力回復、植林CDMを含む農村開発プロジェクトの形成及び実施方法を具体的に取りまとめる。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | くり |