タイトル | トレニアの副花冠の形態はホメオティック遺伝子の発現パターンの違いにより制御されている |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 花き研究所 |
研究期間 | 2005~2011 |
研究担当者 |
仁木智哉 仁木朋子 西島隆明 |
発行年度 | 2011 |
要約 | サイトカイニンの分解を阻害するホルクロルフェニュロン処理によってトレニアに誘導される副花冠の形は、ホメオティック遺伝子の発現が花弁型のパターンになると幅広くなり、花弁と雄蕊の中間的なパターンになると細長くなる。 |
キーワード | サイトカイニン、トレニア、副花冠、形態形成、ホメオティック遺伝子 |
背景・ねらい | 副花冠はスイセン、トケイソウ、キンギョソウなど、限られた種に特異的な花器官で、糸状、平板状、ラッパ状など、観賞価値の高い多様な形態を持つ。しかし、その形態を制御する分子機構は明らかになっていない。トレニアの蕾にサイトカイニンの代謝阻害剤であるホルクロルフェニュロン(CPPU)処理をすることにより、処理時の花芽発達ステージに依存して多様な形態の副花冠が誘導される。花芽発達ステージ初期の処理では幅広い形態となり、中期の処理では細長い形態となる(図1)。そこで、これらの副花冠が花器官としてどのような特徴を持つかを検証するとともに、ホメオティック遺伝子が副花冠の形態形成に果たす役割を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/flower/2011/141h0_10_12.html |
カテゴリ | すいせん トレニア |