タイトル | 植物ポジトロンイメージングによるナス果実への光合成産物転流の可視化 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 |
研究期間 | 2007~2011 |
研究担当者 |
菊地 郁 松尾 哲 今西俊介 本多一郎 石井里美 藤巻 秀 鈴井伸郎 河地有木 |
発行年度 | 2011 |
要約 | 植物ポジトロンイメージング装置を用いることにより、果菜類の果実へ転流する光合成産物を非破壊かつ即時的に画像化できる。取得した画像から放射活性情報について定量的解析を行い、転流速度や経時的な移行量等を推定できる。 |
キーワード | 果実、光合成産物、転流、ナス、ポジトロンイメージング |
背景・ねらい | ナスなどの果菜類の生産性向上のためには、光合成産物を効率的に果実へ集積させることが重要である。そのためには温度や光等の環境要因が光合成産物の動態に及ぼす影響を明らかにし、果実生産の効率を向上させる環境調節を含む栽培技術を開発する必要がある。しかし、刻々と変化する栽培環境に対応して変動する光合成産物の動態を、詳細に解析できる方法はこれまで知られていない。原子力開発機構が開発した植物ポジトロンイメージング装置(Positron Emitting Tracer Imaging System, PETIS)は、植物における光合成産物の移行過程を非破壊かつ即時的に画像化し、定量的に解析できる。そこで、これまでに園芸学分野での応用が無いPETISを用いて、ナスの果実へ転流する光合成産物の測定ができるか検討を行う。さらに、果実生産を向上させる栽培技術の開発につながる基礎的知見を得るための、定量的な解析方法の構築を行う。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/vegetea/2011/141g0_10_09.html |
カテゴリ | 栽培技術 なす |