タイトル | 堆肥連用と適切な減肥の組み合わせで、草地から発生する一酸化二窒素が抑制される |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2004~2011 |
研究担当者 |
森 昭憲 寳示戸雅之 |
発行年度 | 2011 |
要約 | 木質系の副資材を含む堆肥を草地に表面散布し、堆肥由来の窒素供給を考慮して毎年適切な減肥を継続すると、窒素施肥量の削減率が増加するに連れて、化学肥料のみ連用する場合より一酸化二窒素の年間発生量が少なくなる。収量は化学肥料のみ連用する場合と同等である。 |
キーワード | 一酸化二窒素、永年草地、化学肥料、減肥、木質系堆肥 |
背景・ねらい | 草地における堆肥散布量の上限値は、堆肥のカリウム濃度で規定される場合が多い。このため、堆肥を最大限活用した牧草生産では、窒素とリン酸を化学肥料で補うことが必須で、肥料高騰に対応した施肥効率化も求められている。また、日本では家畜排せつ物に木質系副資材を添加して堆肥が生産される場合が多く、冬期の堆肥化スペース確保のため晩秋に堆肥散布が行われることが多い。本研究は、木質系堆肥を晩秋に表面散布し、堆肥由来の養分供給を考慮して毎年適切な減肥を継続する草地(堆肥区)、化学肥料のみ連用する草地(化学肥料区)を比較し、堆肥連用と適切な減肥の組み合わせによる一酸化二窒素(N2O)の発生抑制効果を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2011/420b0_10_08.html |
カテゴリ | 肥料 施肥 |